城山

城山
行政区名城山区
位置・目標湧玉池
引き回す物山車
建造年平成14年(2002年)
象徴(人形・飾り物など)坂上田村麻呂
囃子演目道囃子、通り囃子、にくずし、屋台、昇殿

祭り組名称     磐穂城山組
彫刻         坪井彫刻店 富士宮市
大工         協和産業株式会社 富士宮市
車輪         和田木工所 浜松市
金具         森田製作所 名古屋市
人形         株式会社井筒 京都市
四方幕見送り幕  株式会社井筒 京都市
機械         松田鉄工所 富士宮市
電気         有限会社北電 富士宮市
総欅作り 総重量5トン 全幅3m 全長4.5m 全高8.5m

城山区の秋祭りの歴史は、昭和26年建造の屋台が始まりで、その後昭和37年に新たに屋台を新造したが数年の内に他区へ譲渡してしまい暫く秋祭りを中止していた。昭和57年に秋祭りを再開し、昭和62年には松山区から屋台を譲り受け10数年が経過する中で屋台の老朽化が激しく、区民総意のもと新山車を作ろうという機運が高まり、平成14年に区民待望の新山車が完成した。
江戸型山車を基本に、囃子場は唐破風で仕上げられ両側の柱は直径五寸の丸柱である。この柱は山車の土台から唐破風までの通し柱となっている。
後部は二重鉾で迫上がる仕掛けを備えており、最上部には浅間大社ゆかりの人物である坂上田村麻呂を祀っている。
四つ輪の車輪は前後とも外輪とし、周りは樫、軸受け部分は欅で作られている。
正面左右にはあうんの形で夫婦の猿を配置し、せいご台周囲には猿と龍を除いた十二支、三味線胴正面に鶉、右に孔雀、左に雉、背後には梟。欄干右下に風神、左下に雷神、背後は富士曼荼羅の日と月。脇障子には獅子落とし。二層目胴には紗綾型、三層目胴に鳳凰、唐破風上部には龍を配している。